寂円寺徒然日記
お彼岸あけ

 

お彼岸が開けました。

今年は大型連休の中のお彼岸ということで、お参りに来る人の数が、予想できずにいたのですが、本当にたくさんの方にお参りいただき、ありがたいことだとしみじみと感じました。

普段はお参りに来られない、おじいさんやおばあさんや、そのお孫さんや、息子さんなど、お休みだったことで、ひと家族の人数がいつもよりも多かったように感じます。

そうやっておじいちゃんがいて、息子さんがいて、お孫さんがいて、そうやって世代を超えてお寺に足を運んでくださるという光景には、感慨深いものがあります。

最近では「直葬」という特集などが、あちらこちらでとりあげられています。また少し前に、またお寺やお坊さんの必要性は本当にあるか?なんて記事をよみ、切ないことだなぁ。と感じていたのですが、お彼岸が終わり、境内のお墓にはほとんどお花が上がっていて、寂光廟には、花立てにはいりきらないほどのお花があがり、また、いろんな方が足を止めてお話をしてくださることに、とてもありがたいことだなと感じます。

最近ここでいろいろ思ったことを書いていることもあり、気軽にお声をかけていただく機会が増えて、とてもうれしく思います。やはり真宗では、顔を見合せて、話をするということがとても大切だと思います。

お寺に足をはこばれた際にはぜひおきがるにお声をかけていただけたらと思います。お茶でも飲みながらお話しできたらいいなと思います。

 

 

 

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