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風が吹けば桶屋が儲かる。
| 09年03月28日
先日の法話の中で「風が吹けば桶屋が儲かる」というのは仏教的に考えれば大いにあり得るのではないかというお話をしました。
それを自分の中でなにげなく考えていた時に、やはり習慣とか環境っていうのはほぼ無意識の中にあるけど、それが人をつくるんだろうなということを感じます。
当たり前の環境や、習慣をちょっと見直すことでうまくいかなかったことが突然うまく回りだすこともある。
たとえば。
「こたつ」というのは暖房器具というほかにものすごく大切な意味があるように思います。
暖を求めて人が一箇所に集まるという環境をつくりだすことでそこから派生する効果はきっと温まることだけにはとどまらないような気がします。
たまたま暖をとるためにこたつを出したらコミュニケーションが円滑になったなんてことはおおいにありえるのではないでしょうか。
習慣や環境は自分の工夫でいくらでも作れるし。ひとつの目的だけじゃなくて、目の前の事実だけじゃなく、そこから派生するであろう様々なことを考えて行動するといろんなことが回り始めることがあるような気がします。
物事には必ず原因があって。原因があるから結果があるわけです。
こたつだけでなく、豊かになってたくさんの物があふれ、得たものとおんなじくらい失ったものがあるのではないかと感じることがあります。不便だったからそこから生まれたコミュニティや、関係性というものが保ってきたものは大きいと思います。いまの日本の抱える多くの問題はそういうところが根底にあるのではないかと感じます。
幸せの青い鳥という話がありますが、なにごともまずは内側に目を向けること、自分の変えられる部分に気づくことが大切なのではないかと思います。
副住職




